【新常識】乗車時にドライブレコーダー必須!無いと罪になります

  • 2022年2月1日

突然ですが2022年の年始に起こった下記の事件を見たことがありますか❓

まともでない歩行者が交通事故にあったと主張して、運転者から医療費などを損害賠償を請求しようとした事件ですね。

上記の運転者はドライブレコーダーで録画をしていたので警察も違反にならないと判断しました😌

しかしドライブレコーダーが無ければ交通事故として取り扱われる可能性もあり、場合によっては「免許停止」や「懲役」、「損害賠償」にまで発展する可能性もあるようです😱

まともでない人からあなたを守ってくれる最高のお供はドライブレコーダーと言っても過言ではありません📹

この記事では「【新常識】乗車時にドライブレコーダー必須!無いと罪になります」をお伝えします。

ドライブレコーダーを車に設置していないとあなたはどのような被害を受けるのか、また被害を防ぐためにオススメなドライブレコーダーを紹介しますので興味がある方は引き続きこの記事を読んでくださいね😌

ドライブレコーダーを付けていないとあなたが被害者でも加害者になります

上記で紹介した先ほどの事件の動画の続きをみてください。

交通事故について約100件の鑑定書を出した実績がある交通事故鑑定士の中島博史さんによると

映像がない場合には交通弱者を保護するという思想が根本にあるので歩行者側の過失は少なく見積もられて恐らく自動車側がぶつかったと判断される

“当たり屋”か 歩行者が突然・・・車に“ぶつかる”(2022年1月11日)

とコメントをしています。

つまりドライブレコーダーを付けていないと、まともでない歩行者があなたの運転する車にぶつかったと主張すればあなたが被害者でも加害者になる可能性が十分にあります😱

もしあなたが加害者となった場合は人身事故として取り扱われ、「行政処分」「刑事処分」「民事処分」を受けなくてはいけません😢

ここではかんたんに上記の処分について紹介しますね‼️

行政処分

行政処分は「免許」に関する処分です🚨

行政処分が科せられると違反点数が加算され、点数が一定の基準を達すると免許停止(免許が一時的に無効になる)や免許の取り消しになります😢

免許停止と免許取り消しの違いは

  • 免許停止:免許が一時的に無効。停止期間終了後は再び運転可能
  • 免許取り消し:現在取得している免許が永久的に無効。免許の取得には再度教習場で取得する必要がある。

免許の取り消しになると教習所で再度免許を取得する必要があります😱

交通事故による違反点数の加算

交通事故の違反点数は被害者の負傷によって加算される点数が異なります。

あなた(加害者)の不注意による事故相手(被害者)の不注意も加わった事故
死亡20点13点
「治療期間が3か月以上」または
「後遺障害が残る傷害事故」
13点9点
「治療期間が30日以上3か月未満 」9点6点
「治療期間が15日以上30日未満」6点4点
「治療期間が15日未満」または
「建造物の損壊あり」
3点2点

また交通事故による違反点数の加算とは別に信号無視や無免許運転、飲酒運転などにより点数が加算される「交通違反の点数※1」もあります。

「交通違反の点数」の項目に【安全運転義務違反(2点)】という項目があり、一般的に交通事故などを起こした加害者は「安全運転義務違反」も適用されます。

つまり交通事故の違反点数の加算とは別に、プラス2点加算されると覚えておくと良いかもです😌

この記事で紹介をしている「“当たり屋”か 歩行者が突然・・・車に“ぶつかる”(2022年1月11日)」の事件を例に出すと、仮にドライブレコーダーを付けていない場合は

  • 「治療期間が15日未満」の相手(被害者)の不注意も加わった事故(2点)
  • 安全運転義務違反(2点)

を足した合計4点の違反点数が加算される可能性があります😱

※1:交通違反の点数は種類が多いので、この記事では紹介していません。詳細に興味がある方は警視庁が運営している「交通違反の点数一覧表 警視庁」のサイトを参考にしてください😌

免許停止の点数

違反点数がある一定に達すると免許の停止になります。

免許停止になる点数は過去3年間に免許停止や免許取り消しになった回数によって変わります。

30日60日90日120日150日180日
0回6点〜8点9点〜11点12点〜14点
1回4点〜5点6点〜7点8点〜9点
2回2点3点4点
3回2点3点
4回2点3点

例えば、あなたの人生でまだ免許の停止に科されたことがない場合は、上記の表の「0回」に該当します‼️

つまり5点までなら免許停止になりません

ただし過去3年間に免許停止に1回科されていた場合、上記の表の「1回」に該当。

4点以上の取得により免許が停止され、最低60日間の運転ができなくなります😱

この記事で紹介をしている“当たり屋”か 歩行者が突然・・・車に“ぶつかる”(2022年1月11日)」の事件を例に出すと、仮にドライブレコーダーを付けていない場合は「交通事故による違反点数の加算」でもお伝えしている通り、合計4点の違反点数が加算される可能性があります。

違反点数の加算が初めての場合、点数は0点なので免許停止は避けられますが、それでもいきなり4点の追加😱

あなた自身に何の罪もないのにドライブレコーダーを取り付けていないだけで、点数が4点も追加されるのはかなり辛いですね😢

免許取り消しの点数

違反点数がある一定に達すると免許取り消しになります。

免許停止と同様に、免許取り消しになる点数は過去3年間に免許停止や免許取り消しになった回数によって変わります。

免許停止の次に免許取り消しとなり、免許取り消しに科される方も免許停止よりは少ないですが毎年4万件以上免許取り消しがされています😱

免許取り消しになると適用された期間内は欠格期間(免許を取得することができない期間)となるので、免許の取得もできません😢

そして免許取り消しは基本的な「一般違反行為」と運転殺人傷害等や危険運転致死傷等、酒酔い運転・麻薬等運転などを取り扱う「特定違反行為」によって分かれます。

この記事で紹介をしている“当たり屋”か 歩行者が突然・・・車に“ぶつかる”(2022年1月11日)」の事件の場合、過去3年間で3回以上の免許停止や免許取り消しになった方は免許取り消しになる可能性が高いですが、ほとんどの方は免許取り消しにはならないですね😌

一般違反行為の場合
1年(3年)2年(4年)3年(5年)4年(5年)5年
0回15点〜24点25点〜34点35点〜39点40点〜44点45点以上
1回10点〜19点20点〜29点30点〜34点35点〜39点40点以上
2回5点〜14点15点〜24点25点〜29点30点〜34点35点以上
3回以上4点〜9点10点〜19点20点〜24点25点〜29点30点以上
特定違反行為の場合

運転殺人傷害等や危険運転致死傷等、酒酔い運転・麻薬等運転、妨害運転(著しい交通の危険)又は救護義務違反が該当します。

3年(5年)4年(6年)5年(7年)6年(8年)
0回35点~39点40点〜44点45点~49点50点~54点
1回35点~39点40点〜44点45点~49点
2回35点~39点40点〜44点
3回以上35点~39点
7年(9年)8年(10年)9年(10年)10年
0回55点~59点60点~64点65点~69点70点以上
1回50点~54点55点~59点60点~64点65点以上
2回45点~49点50点~54点55点~59点60点以上
3回以上40点〜44点45点~49点50点~54点55点以上

刑事処分

刑事処分は「懲役や罰金」に関する処分です🚨

交通事故で人身に被害があると刑事事件として立件され、罰金刑や禁固刑、懲役刑などの刑罰が科されることがあります。

交通事故で刑事罰の対象や加害者に問われる刑事処分とは?」の記事によると

悪質な運転による人身事故以外では、刑事処分へ発展するケースは多くはありません。

引用:交通事故で刑事罰の対象や加害者に問われる刑事処分とは?

と記載されています。

この記事で紹介をしている「“当たり屋”か 歩行者が突然・・・車に“ぶつかる”(2022年1月11日)」の事件の場合、たとえドライブレコーダーをつけていないかなったとしても運転に悪質性がなく被害者が軽症という判断がされる可能性が高いので、不起訴になり刑事処分を受けることは無いかと思います😌

民事処分

民事処分は「損害賠償」の支払い義務が生じることです🚨

あなたが起こした交通事故によって、人をけがさせたことに対する治療費や、自動車等の物を壊してしたことによる修理費を支払う必要があります。

また治療費や修理費のみではなく、事故にあわなければ得られたはずの収入(逸失利益や休業損害)、事故で負った精神的苦痛の損害(慰謝料)についても対象です。

この記事で紹介をしている「“当たり屋”か 歩行者が突然・・・車に“ぶつかる”(2022年1月11日)」の事件の場合、ドライブレコーダーをつけていないと民事処分が生じる可能性がかなり高いです😱

また今回はまともでない歩行者が相手なので、治療費に関していろいろと言われたりすることが予想できるのでかなり厄介ですね💦

もし“当たり屋”か 歩行者が突然・・・車に“ぶつかる”の運転手がドライブレコーダをつけていない場合の結論

もし「“当たり屋”か 歩行者が突然・・・車に“ぶつかる”(2022年1月11日)」の運転手がドライブレコーダをつけていなかった場合は

  • 行政処分:合計4点の違反点数が加算
  • 刑事処分:特になし
  • 民事処分:治療費や修理費を払う

の処分を受ける可能性がかなり高くなりますね😱

“当たり屋”か 歩行者が突然・・・車に“ぶつかる”(2022年1月11日)」の運転手はドライブレコーダーをうまく利用したので処分にならなかったですが、もしドライブレコーダーの動画が無ければ、本当の被害者の運転手が加害者となり行政処分や民事処分を受けていたかと思います😢

また日本は高齢者が年々増加しており、それに伴い運転手の年齢も上がるので事故の比率が上がることも心配されます。

交通安全のお守りと同等以上にあなたを守るためにドライブレコーダーも車を運転する際に必須ということが、この事件でお分かりいただけたかと思います😌

あなたを事故から守るオススメなドライブレコーダー

どのドライブレコーダーを使えば良いのか分からない方のためにオススメなドライブレコーダーを下記記事に厳選しました😌

ドライブレコーダーを持っていない方はもちろん、ドライブレコーダーは持っているけど買い替えを検討している方も参考にしてください☀️

まとめ – 【新常識】乗車時にドライブレコーダー必須!無いと罪になります

今回は「【新常識】乗車時にドライブレコーダー必須!無いと罪になります」について紹介をしました。

最後にかんたんにこの記事の内容をまとめますと

  • ドライブレコーダーは必須
  • ドライブレコーダーが無いとあなたが悪くなくても行政処分・刑事処分・民事処分になる

でした😌

この記事では「“当たり屋”か 歩行者が突然・・・車に“ぶつかる”(2022年1月11日)」の事件を例に出しましたが、日本では1日平均1,500件の交通事故が起こっています。

運転者の年齢層も高齢化社会により年齢層が高めになるので、さらに交通事故が増える可能性が考えられます😱

交通事故は身近なもと捉えて、実際に交通事故が起きた場合に備えてドライブレコーダーを設置しておくと良いかもですね😌